日本の寿司は、世界的な健康食ブームとともに、
まさに国際的な人気を博すようになってきました。
ちょっと前まで、生で魚を食べるということは、
世界の常識からすれば、あり得ないことと言ってもよかったことですが、
今では、ヘルシー食品の代表とまで言われるようになりました。
これは、伝統的な西洋料理というものが、
動物性タンパク質、脂肪を多量に摂取するものであるため、
人体に対して悪影響を及ぼすと言うことが認識されるようになったためでしょう。
やはり、健康志向というものは、どの国でも盛り上がっていて、
特に先進国の間では高齢化が進むとともに、
少しでも長生きできるような食事を求める気持ちが強くなってきたのでしょう。
その点、魚料理は、牛や豚などの動物性食品とは違って、
不飽和脂肪酸を多量に含むため、よりヘルシーな食事を実現することができます。
その代表としての寿司が存在するので、
世界に日本の寿司料理が広まったのは当然と言えば当然ですが、
その普及とともに、各国独自の寿司料理というものも発展してきました。
アメリカのカリフォルニアロールは特に有名ですが、
それ以外でも、ヨーロッパの国々では独自の寿司を開発しているようです。
ただし、寿司の人気の過熱ぶりとともに、
伝統的な寿司料理を無視したような食べ物が各国で寿司として食べられるようになっているのも事実で、
これは日本人以外の人が寿司を作っていることによるのも原因となっています。
当店でも、最近アメリカやヨーロッパからのご注文が増えました。
今のところ、現地在住の日本人の方からですが・・
現地では美味しい海苔を手に入れることは難しいようです。
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