こんにちは、
神戸須磨 海苔専門店 ㈱河昌店主 藤井昌治です。
河昌通信81号
「箸休め 毎度 藤本です。今回は小さな冒険のお話です。」
アップします。
毎度 藤本です。今回は小さな冒険のお話です。
尚、本来、先月お届けする予定でしたが特別企画が入りましたので、1か月遅れの内容になっています。
「CHOCOLATER」の文字に惹かれて初めてのお店の扉を開きました。
何やら「ギギー」ときしみそうな扉を開けると
店内は薄暗くこじんまりしており思ったほど商品は並んでいませんでした。
(小説風に)
店に入ると正面のラックの上段に果物のシロップ漬けにチョコレートが半分くらい掛かった商品が目に入る。
「甘すぎるなぁ」パスする。
下段に長方形にカットされたチョコレートが数本、袋詰めされている。
側面からナッツの断面が目に入る。
「うまそう」勝手に味を想像し、手に取る。
その横の古めかしいガラスケースにシフォンケーキがホールとカットされた状態で並んでいる。
チョコレート屋さんでこれはないでしょう。
パスする。
窓際の棚にプラスチック製の円筒の容器にクッキーにチョコレートをカバーした商品が行儀よく並んでいる。
バタークッキーとチョコレートクッキーがある。
確かあの人はお酒好き・・苦めのチョコレートクッキーを選ぶ。
壁際の棚の籠にチョコレートケーキをスライスし、個包装した商品が数種並んでいる。
よくわからないので手前の商品を手に取る。
これくらいでいいかな?「すみませーん」と店の奥に声をかけると想像していたより年配の女性が現れる。
「お願いします」商品を手渡すと「ご自宅用ですか?」と聞かれる。
「プレゼントです」と答える。
いびつな商品をどのように包装するのかと覗き見していると
ただ紙袋に入れてショッピングバックに入れるにとどまる。
ショッピングバックがプレゼント用か?
会計を澄まして外に出ると梅雨入りしたとは思えない青空が広がっている。
薄暗い店内とのギャップのせいかとてもすがすがしく感じられるとともに何やら安堵感を覚える。
なぜこのような買い物をするようなはめに陥ったかと申しますと
数年ぶりに頂いた誕生日プレゼントのお返しを考えるのに苦慮した挙句、
ちょっと良いかっこを見せようと初めての店を訪問しました。
思い描いていた店とは異なり
「違和感」のあるまま買い物をしてしましたが久しぶりに
「非日常」感を味わえる買い物となりました。
年齢を重ねると非日常を感じることも少なくなりましたが、
子供のころの「小さな冒険」感を味わうことができました。
最後に社長、仕事中に買い物をしてすみません。
ひとえに社内融和の為とお許しください。
河昌通信は、海苔専門店の河昌が、
お得意様であるすし屋さんの繁盛につながることを願って毎月作成している通信誌です。
お時間のある時にお読みいただき、お役に立てればうれしいです!(^^)!
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■