伏見稲荷で間違われたお話です。河昌通信82号「箸休め 毎度 藤本です。


こんにちは、
神戸須磨 海苔専門店 ㈱河昌店主 藤井昌治です。
河昌通信82号「箸休め 毎度 藤本です。今回は小さな冒険のお話です。」アップします。
今回は伏見稲荷神社での出来事をお話します。
最近、訪日外国人が過去最高を記録したとの報道を聞くたびに
思い出す出来事があります。
数年前、
伏見稲荷に多くの外国人が訪れているとのニュースを見て、
京都を訪れた際、
興味本位で訪ねてみました。
伏見稲荷.jpg
まずは参拝する前に手を清めましょうと手水舎に赴きました。
神社によって作法が異なる場合がありますので
外国人向けに掲示されていた作法手順を見て確認していますと
突然老人に手をつかまれました。
{えぇ}と驚くとともに瞬時に
この老人が外国人向けのガイドのボランティアの方だと気づきました。
私は外国人に間違われたのです。
あまりの突然のことでしたので
「私は日本人です」と言い出すタイミングを逃してしまいました。
その後、私の手は老人の手と一体となり清められました。
一連の作法が終了すると老人は満足げに所定の場所に戻られました。
「外国人に間違われたわ」と待っていた嫁に言うと
一連の様子を見ていた嫁は
「やっぱり」と大笑いしていました。
何とも気恥ずかしい思いを致しました。
 訪日客の増加で皆様のお店にも外国の方がお見えになる機会があるかもしれませんが
「お接待」が「おせっかい」にならない程度の
距離感のある接客が良いのではないかなとこの出来事以来思っています。
ちょっとした失敗も旅行の良い思い出になると思います。
河昌通信は、海苔専門店の河昌が、
お得意様であるすし屋さんの繁盛につながることを願って毎月作成している通信誌です。
お時間のある時にお読みいただき、お役に立てればうれしいです!(^^)!
最後までお付き合いくださりありがとうございました。

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神戸須磨の海苔専門店 株式会社 河昌(かわしょう)

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