大手4社でシェア75%、寡占化の中で進む同質化 回転すし業界の今を知る
というタイトルの雑誌「商業界」の記事に目が留まりました。
記事の全文は右のQRコードをスマホで読み取ってご確認ください。
この紙面では、気になった部分を抜粋します。
1.回転寿司の業界は四天王の時代:スシロー・くら・かっぱ・はま寿司
2.回転すし業界の市場規模は約6000億、四天王で約4500億円、シェア75%
(例えば、居酒 屋の市場規模は5兆5000億円、大手4社で約3200億円でシェアは6%弱)
3.居酒屋は店内環境・メニュー・華覈・接客などに創意工夫して差別化しているのに対して、
回転寿司は店舗開発力(投資力)、仕入れ、調達力が問われ、寡占化されやすい業界。
4.郊外立地の回転寿司は1店舗当たり日商80~100万円。
(例えば、ファミレスの全盛期で日商30万円、
讃岐うどんの「丸亀製麺」で30万円前後、
コメダ珈琲で20万円強、とみられる。)
5.回転寿司は客単価1000円、年商3億円。
(丸亀製麺で客単価500円、コメダで客単価600円)
これを読んで、改めて回転寿司と個人のすし店とは戦う土俵が違うと思いました。
回転寿司では
①いくら良い魚でも仕入れるには値段に限界がある。
②一人一人のお客様に丁寧に対応することはできない。③
地域に沿った戦略は取れない。
逆にこの辺りに個人店の強みがある、と思います。