河昌通信99号 毎度藤本です。

恵方巻お疲れ様でした。

今年の節分は日曜日ということも あって

例年とは違った状況だったと思われます。色々教えていただきたいと思います。


 さて、毎年、この時期(節分前)、

明石の焼アナゴ屋さんの「下村商店」さんからご注文を頂きます。

今年も例年通りのご注文を頂き、配達にお伺いしました。

「毎度」

と店内に入りますといつもと様子が違います。

職人さんがアナゴを焼いている姿もなく

あの香ばしい良い香りもしていません。

なんと皆さんでぜんざいを召し上がっていました。

すぐに「あぁ今日は1月15日 鏡開きの日だ」と一人合点しました。

私の姿を見かけて若女将が「食べていき」とお声をかけて頂きました。

食べたいのはやまやまでしたがひとまず遠慮し、

もう一声かけていただいてから頂きました。

甘くてお餅も長く伸びて美味しいぜんざいでした。

食べているとふと40数年前のことを思いだしました。

当時、柔道をしてましてちょうどこの時期、

寒稽古と称して小学生から一般の方まで集まり寒い中、

午前中から合同練習をしました。

「寒い中、練習しても身につかんのになぁ」

と愚痴っていたのを思いだします。

唯一の楽しみが小学生のお母さんが作ってくれるぜんざいでした。

お母さん方がかぴかぴに干からびた鏡餅を包丁で切っている姿を思い出します。

この時期にぜんざいを頂き、遠い記憶を思い出しだすことができました。

「下村商店」さんありがとうございました。

社長、来年もご注文よろしくお願いします。

15日を目指して配達します。

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