投稿日: 2015年7月8日2018年3月21日酢の働きで、関西に「押しすし」が誕生 発酵を早めるために、 酢や酒粕、麹などを使ったすしもあらわれます。 また、酢の発酵技術が進み、 塩と酢をあてた魚の切り身と飯を重ね、 箱に入れて押し蓋に重石を乗せて押した寿司も作られます。 飯とともに食べる「酒すし」や「柿の葉すし」、 関西の「押し寿司」がそれです。
投稿日: 2015年7月7日2018年3月21日「早すし」「握り寿司」 江戸時代の後期、文化文政の時代になると、 一般庶民にも酢が普及してきて、 魚と飯に酢を使った すぐに食べられる「早すし」が登場します。 そして、手で握って圧力を加えた「握り寿司」が誕生するのです。 もともと発酵食品だったすしは、 酢を使うことで手軽に作れるようになり現代に続いています。 すし飯にすしだねを合わせて手で握ることにより、 促成とはいえ、一体感のある味を引き出します。 すしだねとすし飯がなじむこと、 「すし」のだいご味はここにあります。 「すし」は酢酸やクエン酸などの成分が 疲労回復や食欲増進のあるヘルシーな食品といえます。
投稿日: 2015年7月7日2018年3月21日しらなかった寿司がいろいろあります。 鮒寿司から進化して、 適度に発酵したころに飯と一緒に食べる「馴れ寿司」「鯖の馴れ寿司」や 釣瓶桶に漬ける鮎の「釣瓶鮨」などが生まれました。 また、日本各地に魚と飯と野菜を漬けた「いずし」という発酵食品も多く見られます。 郷土料理として親しまれている、秋田の「ハタハタすし」や金沢の「かぶらずじ」などがあります。
投稿日: 2015年7月6日2018年3月21日すしのルーツは発酵食品 日本に現存する、歴史的に古い寿司は、近江の「鮒ずし」と言われています。 琵琶湖産の鮒を塩漬けにして、飯を重ね漬けにして自然発酵させたものです。 乳酸菌の働きで魚を保存し、食べやすくした先人の知恵が生んだ食品です。 米、稲作の伝来とともに、大陸から発酵食品が伝えられたといわれています。 鮒寿司、食べたことありますか? 食通の間では珍味として珍重されています。 こうした馴れ寿司が現在の寿司のルーツです。