映画「おとうと」をみて、思ったことを書いてみました。


先日、4月13日の夜BSで映画「おとうと」を見た。
吉永小百合の義理の弟が鶴瓶がという設定の、人生のはかなさ、幸せ、喜びを問いかける山田洋二監督の映画であった。

映画の内容には勿論感動し、いい映画であったが、別の意味で気づきを得ることができた。
それは、”個性”と”役割”についてである。
主役に近い俳優さんは、一人一人がその個性を発揮し、役柄の個性を演技しているのでそれがよく見えるが、そうでないいわゆる端役といわれる俳優さんも同じように自分の個性を発揮し、役柄の個性を演技していたのである。
もしかしたら、その人一人一人にスポットライトを当てると、すべての役柄が主役でありえ、すべての役者が主役になりうるのであろう。
興行収入という結果を気にしなければ。
今の時代の中で、自分を知り、時代を知り、環境を知り、その中で自分がどの立ち位置で。どんな仕事をしたいのか、よく考え、よく迷い、実行してみようと思う。
恐れず、楽しみながら・・