早寿司となれ寿司・・すしの小ネタ


こんにちは、
神戸須磨 海苔専門店 ㈱河昌店主 藤井昌治です。
今日は、お寿司の話を。
寿司は大きく二つに大別することができて、
生鮮食品主に生の魚を鮨米にのせた早寿司と、
魚に塩と米を混ぜて、長期間保存することで、
乳酸菌を作用させてその作用によって発酵を意図的に起こして、
食品としたものがなれ寿司となっています。
今はほとんどが早寿司のことを寿司と呼んでいますが、
なれ寿司は、昔冷蔵や氷などない時代に、
食品を保存する一つの知恵として発達したものです。
現在では、発酵作用に伴う独特のにおいとともに食べる食品として人気があります。
なれすし.jpg
なれ寿司の起源はいつ頃であるのかはわかりませんが、
もともとは魚を保存しようとして、魚だけを塩漬けしていたものを、
16世紀前後に発酵作用を促進させるために、米を加えるようになったと言われています。
こうして、酸味のきいた魚だけを食べて、米は捨てていたのですが、
もったいないということで、
魚だけでなく飯も一緒に食べるようになってなれ寿司が完成したのです。
食べ方もだんだん多彩になってきて、
発酵が進んでかなり酸味が加わっていても、
飯粒が原形をとどめたままである状態を「なまぬれ」といって、この段階でも食べられるし、
発酵が完成した魚と米が一体化した状態でも食べられるということで、
昔は便利な食品であったことでしょう。
今では、和歌山県の鮎を熟成させた鮎寿司や、
秋田県のハタハタを調理したハタハタ寿司などが有名になっていますが、
これ以外にも各地になれ寿司を応用したものがたくさん残っています。
なお、このなれ寿司をさらに変化させたものが押し寿司となっていて、
これも各地に独特の押し寿司というものが残っています。
今日も喜びの一日スタートします。!!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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「ハイ、よろこんで」
神戸須磨の 海苔専門店 店主の藤井昌治です。
須磨海苔の株式会社 河昌(かわしょう)
JR須磨海浜公園駅 北西徒歩2分
日・祝休み 10:00~17:30営業
お中元・お歳暮/お供・粗供養/内祝・引き出物/
お土産/粗品・販促品・法人ギフト/ご自宅用/
すし屋さん向け業務用海苔 etc.
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寿司は健康食・・世界の人たちから見ればあこがれの食品です。


日本の寿司は、世界的な健康食ブームとともに、
まさに国際的な人気を博すようになってきました。
ちょっと前まで、生で魚を食べるということは、
世界の常識からすれば、あり得ないことと言ってもよかったことですが、
今では、ヘルシー食品の代表とまで言われるようになりました。
これは、伝統的な西洋料理というものが、
動物性タンパク質、脂肪を多量に摂取するものであるため、
人体に対して悪影響を及ぼすと言うことが認識されるようになったためでしょう。
やはり、健康志向というものは、どの国でも盛り上がっていて、
特に先進国の間では高齢化が進むとともに、
少しでも長生きできるような食事を求める気持ちが強くなってきたのでしょう。
その点、魚料理は、牛や豚などの動物性食品とは違って、
不飽和脂肪酸を多量に含むため、よりヘルシーな食事を実現することができます。
その代表としての寿司が存在するので、
世界に日本の寿司料理が広まったのは当然と言えば当然ですが、
その普及とともに、各国独自の寿司料理というものも発展してきました。
アメリカのカリフォルニアロールは特に有名ですが、
それ以外でも、ヨーロッパの国々では独自の寿司を開発しているようです。
ブログネタ.jpg
ただし、寿司の人気の過熱ぶりとともに、
伝統的な寿司料理を無視したような食べ物が各国で寿司として食べられるようになっているのも事実で、
これは日本人以外の人が寿司を作っていることによるのも原因となっています。
当店でも、最近アメリカやヨーロッパからのご注文が増えました。 
今のところ、現地在住の日本人の方からですが・・
現地では美味しい海苔を手に入れることは難しいようです。
海外からの海苔のご注文は、まずメールで ⇒こちらから

ひな祭りのちらし寿司、実はその具材に意味があった。  


こんにちは。
神戸須磨 海苔専門店 ㈱河昌店主 藤井昌治です。
番外編です。。
ひな祭りで食卓に上がるのは、「ちらし寿司」と「はまぐりのお吸い物」でしょうか。
その「ちらし寿司」見た目も華やかで女の祭りにぴったりですが、
実はその具材に意味があったとは、驚きました。
hinachirashi2.jpg
1.海老:「長寿」腰が曲がるまで丈夫でという願いを込めて。
2.レンコン:「先が見通せるように」、穴が開いたれんこんには、未来の見通しが見えるようにとの思いを込めて。
3.豆:「健康でまめに働く」仕事が順調にいくように、との思いを込めて。
食材には思いがこもっています。
ちなみに海苔は、彩り、風味、栄養、など、すべての面で食事を補完します。
ちらし寿司には、きざみ海苔がお勧めです。
今日も喜びの一日スタートします。!!

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「ハイ、よろこんで」
神戸須磨の 海苔専門店 店主の藤井昌治です。
須磨海苔の株式会社 河昌(かわしょう)
JR須磨海浜公園駅 北西徒歩2分
日・祝休み 10:00~17:30営業
お中元・お歳暮/お供・粗供養/内祝・引き出物/
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巻くネタを工夫すれば何を巻いても美味しいのが、巻寿司 お寿司の話


巻寿司といえば、関西では「太巻き」、関東では「干瓢巻」に代表される「細巻」でしょうか。
日本では小さいころから慣れ親しんだおなじみの食べ物ですが、
外国の人がこの食べ物を見るとその作り方に独創性を感じて、
日本人の味を賞賛することが多いようです。
椎茸や干瓢を巻いたオーソドックスな太巻きから、
穴子を入れたり、生ものを入れたりと、太巻きも種類が多くなりました。
また、細巻は、工夫次第で何を巻いても美味しく頂けます。
海苔とシャリとマヨネーズはとてもよくマッチします。
さらに、お米を外側に巻いた、「裏巻」、
アボガトをまいたカリフォルニア巻など、変わり寿しです。
手巻きすしなど、本当に自由にバラエティーに富んだ巻寿司、
酢飯を作るのが面倒なら、
ご飯を使って、
手巻きごはんでも
巻くネタを工夫すれば、美味しいですよ。
巻寿司.jpg

カッパ巻って、河に住むカッパがきゅうりが好きだったからってほんとう!?


鉄火巻の次は、やっぱりカッパ巻って思うのはボクだけでしょうか?
カッパ巻って、実は海苔の風味・香りを一番ひきたててくれるお寿司なんですよ・・
お寿司を召し上がった締めにいかがですか??
#神戸 #すし屋 さん専門 #海苔専門店 株式会社河昌の #おすしQ&A をご覧いただきありがとうございます^_^ 河昌店主の藤井昌治です。 おすしQ&Aを見ていただきありがとうございます。

お寿司Q&A、ガリのお話!


お寿司Q&A①をアップします。
おすし屋さんでガリはなぜ出てくるのでしょうか?また、いつ食べればいいのでしょうか?
#神戸 #須磨 #すし屋 さん専門 #海苔専門店 株式会社河昌の #おすしQ&A をご覧いただきありがとうございます^_^
記念すべき、第1回目のお寿司「Q&A」です。
どうして第1回目がガリなのか、自分でもよくわかりませんが。

押し寿司、巻きずしのお話


江戸時代、「酢」を混ぜたご飯を押して作る「押し寿司」が登場・・
関西では、大阪の「箱寿司」はじめ様々な押し寿司が作られました。
大阪寿司.png
関西の箱寿司や太巻き寿司も彩の良い材料が組み合わされます。
えび、白身、卵焼き、アナゴなどに加えて椎茸や干瓢などの副材料が、
味の良さとともに、
栄養のバランスを整えています。
巻物.jpg
【すし屋さん専門、神戸・須磨の海苔専門店】
#神戸 #海苔 #幸せ創造 #寿司 #海苔専門店
全国から仕入れた海苔、常時50種以上の在庫からお客様にピッタリあった海苔を選んでお届けします。
神戸の海苔専門店河昌です。
ホームページ : http://sushinori.seesaa.net/
メール : sumanori@sumanori.com
電話 : 078-733-0791

彩りも栄養バランスも良い「すし」


江戸前の握り寿しが誕生したのは、200年前の江戸時代・・
運搬や保存の技術が未熟だった時代、
江戸の海で採れた魚を使ったことから、
江戸前 と呼ばれたそうです。
いかに手をかけて、
色艶よく、鮮度を保つか、
職人の仕事(仕込み)だったのです。
江戸前寿司.png
盛り込みも彩を考えて・・
寿司は祝い事に利用することが多かったために、
盛り込みも、「めでたさ」を表現しています。

酢の働きで、関西に「押しすし」が誕生


発酵を早めるために、
酢や酒粕、麹などを使ったすしもあらわれます。
また、酢の発酵技術が進み、
塩と酢をあてた魚の切り身と飯を重ね、
箱に入れて押し蓋に重石を乗せて押した寿司も作られます。
飯とともに食べる「酒すし」や「柿の葉すし」、
酒すし.jpg
関西の「押し寿司」がそれです。
箱すし.jpg